(お知らせ) ライフストーリー研究会(7月24日)
ライフストーリー研究会例会のお知らせ
主題:「対話的構築主義」の批判論の検討
概要:今回の例会は、いつもの研究報告とはちがい、ライフストーリー/オーラルヒストリー研究の方法論の検討会です。方法論のひとつにあげられる「対話的構築主義」は、まだ十分明確な方法論とは言えないながらも一定程度、その考え方が受け入れられてきている状況があります(桜井・石川編『ライフストーリーに何ができるか』新曜社、2015、参照)。
しかしながら、その方法論に対する批判も根強く、今回は、その批判論を展開している二人の論者、岸政彦、朴沙羅両氏の論考をとりあげ論文を紹介してもらい、その批判点の検討をおこないます。
日時:2015年7月24日(金) 18:30~21:00
場所:立教大学12号館3階、社会調査研究室
報告者とテーマ:
1)加藤倫子さん(立教大学):岸政彦による批判
参考文献:
・『同化と他者化』ナカニシヤ出版、2013。
・「鉤括弧を外すこと」(『現代思想』2015年7月号)後者の論文は以下のURLからダウンロードできます。
http://s.rikkyo.ac.jp/c55d304
2)矢吹康夫さん(学振研究員):朴沙羅による批判
・「<研究ノート>研究動向オーラルヒストリー研究の歩みと現在」(『京都社会学年報』22号)。
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/197153
・「物語から歴史へ」(『ソシオロジ』171号)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/soshioroji/56/1/56_39/_article/-char/ja/