(ライフストーリー研究会:2月例会)流動する証言者と聞き手の位置性:6枚の手記に書けなかった沖縄戦体 験が語られる時

日本ライフストーリー研究会2025年度最初の定例会(2月23日)のお知らせです。

 流動する証言者と聞き手の位置性:6枚の手記に書けなかった沖縄戦体験が語られる時

【報告者】 石川勇人(大阪大学大学院生)
【開催日時】2025年2月23日(日) 13:30~16:30
【開催場所】日本ライフストーリー研究所
【開催形式】研究所ならびにオンライン(zoom)会議(対面参加者若干名)
*オンライン参加の方ヘは、締め切り後、申込者にzoomのご案内をいたします。
ご関心の方は、下記の申込みフォームよりお知らせください。
LS研究会 例会参加
(参加申込みのボタンは、本ホームページのトップページにもあります。申込締め切り日は2月20日(木)です。)

【概要】
本報告の目的は、証言者の発話/沈黙の境界性が、調査者と調査対象者の関係性の変化によって流動的に変化する様を、ある沖縄戦体験者の聞き書きから描出
することである。より具体的には、証言記録に残っていなかった沖縄戦体験が、聞き書きを通じてどのように開示され、歴史に登録されたのかという点に焦点を当てる。
証言者と聞き手の中で共有された「小さな」沖縄戦体験が、次第に社会化されていく過程を明らかにする。