(お知らせ)ライフストーリー研究会・例会(2020年12月)

このたび、2020年12月のライフストーリー研究会例会を開催することとなりました。
下記の要領にて行いますので、参加ご希望の方は、下段の申込フォームのボタンより参加形態をお知らせください。
新型コロナウィルス感染拡大が危惧される状況のなかでの開催となったため、研究所での若干名のリアル参加(5名)とオンライン上の参加募集を行います。報告者はオンライン参加です。
(オンラインはZOOMを利用します。)

日時:2020年12月19日(土)14:30~17:30
(13:00ー16:00 時間が変更されました: 12月4日更新)

報告者:新井かおり(アイヌ・先住民研究センター研究員)
報告タイトル;貝沢正編さんの歴史書から「アイヌが主体となったアイヌ史」はいか
に可能であったのかを探る。

報告概要:昨年度通称「アイヌ施策推進法」が成立し、「アイヌの人々が主体となっ
た研究」をすることが、官民挙げての課題となった。しかしアイヌが研究の主体にな
ることは、客観性・中立性を求める科学にとっては容易なことではなく、特にアイヌ
史研究では立ち遅れている。本稿では他に例がないほど、「アイヌ側から見たアイヌ
史」に固執し、三度ものアイヌ史の執筆・編さんにとりくんだ貝沢正のかかわった、
ウタリ協会(名称当時)発行の『アイヌ史』(全五巻)をその失敗例と見て、同じく
貝沢が執筆・編纂の責任者であった『二風谷』をその成功例と見て比較をし、「アイ
ヌ側から見たアイヌ史」の可能性を探る。

◆研究会への参加申込みは下記のボタンよりお願いします◆

12月例会申込みフォーム

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