(お知らせ)第7回夏期研究集会開催について

日本ライフストーリー研究所主催のライフストリー研究会夏期研究集会を開催します。

オンライン参加とリアル参加(5名以内)を受け付けますので、下記の参加申込みフォームから登録してください。
2021夏期研究大会参加申込み

参加は各報告ごとに受け付けます。
希望の報告に自由に参加できます。
報告が始まる前にzoomにお入りください。(途中からは入れないことがあります)
非会員の参加も可能です。
参加申込締め切りは8月25日(水)です。

第7回夏期研究集会プログラム

【日時】2021年8月29日(日)10:30~16:40
         懇親会:16:45~18:00
【形態】オンライン参加、リアル参加(若干名)
【報告】第1報告(10:30~12:10)高井かおり(明星大学)
    第2報告(13:10~14:50)河野義貴(宮崎県立看護大学)
    第3報告(15:00~16:40)報告者:小池伝一(自治医科大学大学院) 

【概要】
第1報告(10:30~12:10)
報告者:高井かおり(明星大学)
報告タイトル:日本語教育者の専門性とキャリア形成の個別性―職業としての日本語教師を辞めた日本語教育者のライフストーリーー
概要:本研究ではキャリアとは生涯を通して積み重ねていくものであると考える。したがって、ある職業を辞め違う職業に就いたからといって途絶えたり新しくなったりするものではない。そこで、職業としての日本語教師を辞めた調査協力者にライフストーリー・インタビューを行い、キャリア形成や日本語教育者の専門性という点から、その人にとって日本語教師を辞めたことはどのような意味があったのかを考察した。

第2報告(13:10~14:50)
報告者:河野義貴(宮崎県立看護大学)
報告タイトル:精神障がい者に対してライフストーリー研究を行う効果と問題点の検討
概要:研究対象者の人生史全体を捉えたライフヒストリー研究を行いたいと考えている。しかし、症状を抱えている精神障がい者の語りを研究対象にする場合、症状により語りの内容に偏りが生じる可能性がある。一方で、語ることには癒しの効果があるとも言われており、語ることによる効果も期待できる。そこで、精神障がい者に対してライフストーリー研究を行う効果と注意点を検討し、今後の研究に役立てたいと考える。

第3報告(15:00~16:40)
報告者:小池伝一(自治医科大学大学院生) 
報告タイトル:在宅で重症心身障がい児を養育する母親の重症心身障がい児が2回目の医療的ケア導入に関する意思決定をとおしての経験
概要:在宅で重症心身障がい児を養育する母親から、重症心身障がい児が2回目の医療的ケア導入に際し、意思決定する時の経験(重症心身障がい児の養育の経験、意思決定をする際の母親の思いなど)について、ライフストーリー法をもちいて分析をおこなった。医療的ケアを導入した重症心身障がい児の養育について、母親は、さまざまな思い、感情を語っている。今回、部分的なトランスクリプトを提示し、母親の思いや感情について、分析を深めていく。

*研究会はどなたでも参加自由(無料)です。
みなさまの参加申し込みをお待ちしています
ご関心の方は、下記の申込みフォームよりお知らせください。
2021夏期研究大会参加申込み

●オンライン参加の方ヘは、確定後、参加アドレス(zoom)をお知らせいたします。
●第3報告終了後に懇親会を開きます。
今回はBBQではなく、参加者がソーシャル・ディスタンスをとった飲食方式にします。
ヴァーチャル参加も可能です。
懇親会へのリアル参加は会員は無料、非会員は500円です。
みなさまの参加をお待ちしています。

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